「GMOコインの手数料ってどんな感じなの?」
GMOコインで仮想通貨の取引をしたいと思っている方にとって 、手数料は大事な問題ですよね。
今回の記事では、GMOコインの手数料について徹底解説していきます。
最後まで読んで、GMOコインを効率よく使い倒しましょう!
目次
GMOコインってどんな取引所?
会社 | GMOコイン株式会社 |
現物取引 | 販売所:15種類 販売所:9種類 |
レバレッジ取引 | 取引所:5通貨ペア 暗号資産FX:10通貨ペア |
最小取引数 (ビットコイン) | 販売所:0.00001BTC 販売所:0.0001BTC |
取扱サービス | 貸暗号資産 つみたて暗号資産(仮想通貨) ステーキング |
公式サイト | https://coin.z.com/jp/ |
GMOコイン株式会社は、東証一部上場企業のGMOインターネット株式会社のグループ会社です。
GMOコインの特徴は豊富な取引銘柄と手数料にあります。
現物取引で取り扱える通貨は全部で17種、レバレッジ取引ができる通貨ペアは10種類あります。
現物取引の17種類、レバレッジ取引の10種類があれば、あなたの好きな通貨を購入できるに違いありません。
手数料に関しても無料のものが多く、GMOコインは大変使いやすい取引所となっています。
GMOコインの手数料早見表
ここでは、GMOコインの手数料を簡単に表へまとめました。
表は以下のとおりです。
入金手数料 | 即時入金:無料 振込入金:無料 |
出金手数料 | 日本円:無料 仮想通貨:無料 |
取引手数料(取引所) | Maker: -0.01% Taker: 0.05% |
取引手数料(販売所) | 無料 (スプレッドがかかる) |
取引手数料(レバレッジ取引) | ロスカット手数料:取引額ごとに 0.5% レバレッジ手数料:取引額ごとに0.04% /日 追証手数料:取引額ごとに0.5% |
取引手数料(暗号資産FX) | レバレッジ手数料:取引額ごとに 0.04% /日 追証手数料:取引額ごとに 0.5% |
つみたて暗号資産 | 無料 |
GMOコインにかかる手数料は以上のとおりです。
後ほど、すべての手数料を解説します。
GMOコインの入金手数料は無料!
ここでは、GMOコインへ入金する際の手数料について解説します。
基本的に入金手数料は無料ですが場合によってはかかります。
GMOコインの入金方法の「即時入金」と「振込入金」の場合別にみていきましょう。
即時入金の場合
即時入金とは、GMOが提携している金融機関を使うことで、24時間好きな時に入金できる方法です。
提携している金融機関は以下のとおりです。
- GMOあおぞらネット銀行
- 楽天銀行
- 住信SBIネット銀行
- PayPay銀行
- Pay-easy(ペイジー)
上記の金融機関から入金することで入金手数料は無料になります。
振込入金の場合
振込入金とは、GMOコインが用意してくれている入金よう口座に、あなたの使っている金融機関から振り込む方法です。
振込入金の入金手数料も無料ですが、振り込む金融機関の手数料がかかってしまうので注意しましょう。
入金方法について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
GMOコインの出金手数料は無料!
続いて、GMOコインの出金手数料について解説していきます。
GMOコインから日本円を出金する際、手数料無料で行うことが出来ます。
さらに、仮想通貨を海外の口座や国内の別口座へ送金するときも無料です。
それでは、「日本円を出金する場合」と「仮想通貨を送金する場合」をそれぞれみていきましょう。
日本円を出金する場合
GMOコインから日本円を出金する際、手数料無料で行うことが出来ます。
そのため、仮想通貨で得た利益を丸々自分のものにすることが可能です。
他の仮想通貨取引所では、取引額に応じて手数料が引かれたり、一律で手数料を引かれたりします。
下記表は、GMOコインの手数料と他社の出金手数料を比較した表です。
取引所名 | 出金手数料 |
GMOコイン | 無料 |
コインチェック | 407円 |
ビットフライヤー | 3万円未満の場合:220円 3万円以上の場合:440円 |
「自分であげた利益を手数料として取られるの嫌だ」という方はGMOコインをお使いください。
仮想通貨を送金する場合
仮想通貨は他の取引所などに送金することが出来ます。
一般的に仮想通貨を送金するときは手数料を支払う必要があります。
しかし、GMOコインは手数料を支払わずに送金することが可能です。
下記表にビットコインを送金する際の手数料を比較してみました。
GMOコイン | 無料 |
コインチェック | 0.0005 BTC |
ビットフライヤー | 0.0004 BTC |
表のとおり、GMOコイン以外の取引所は、送金をするだけで結構な金額を手数料として支払う必要があります。
2021年1月現在、 1BTCの価格は約4,260,000円です。
つまり、コインチェックで送金する際は約2,000円、ビットフライヤーで送金する際は約1,600円の手数料がかかります。
約2,000円もかかる手数料が無料なGMOコインは大変お得です。
今後、「海外の仮想通貨取引所を利用する予定の方」や、「メタマスクを利用してさまざまなことをしたい方」はGMOコインで取引することをお勧めします。
海外仮想通貨取引所やメタマスクを利用予定の方は下記記事も一緒にご覧ください。
GMOコインの現物取引の手数料はどのくらい?
ここから取引手数料について解説していきます。
まず、取引所と販売所の手数料をそれぞれ解説します。
手数料がもらえる取引所の場合
取引所の手数料は以下の通りです。
- メイカー: -0.01%
- テイカー: 0.05%
「手数料がマイナスってどういうこと?」
「手数料にマイナスがあるのは打ち間違え?」と思われたのではないでしょうか。
手数料 -0.01%は間違いではありません。
手数料にマイナスがついているということは、メイカーで取引を行うと手数料を支払うのではなく貰えるということです。
GMOコインの手数料は、他社と比べるとテイカーの手数料が少々高い印象を受けます。
GMOコイン | メイカー: -0.01% テイカー:0.05% |
コインチェック | メイカー:0.00% テイカー:0.00% |
ビットフライヤー | メイカー:0.01%〜 0.15% テイカー:0.01%〜0.15% (コインの種類によって変動) |
表のとおり、GMOコインとコインチェックの取引手数料を比べるとコインチェックの方が、安いです。
しかし、GMOコインのメイカー手数料-0.01%をうまく使いこなすことで、取引コストを下げることが出来ます。
また、取引が上手くなれば、手数料だけで利益をあげることも可能です。
テイカー・メイカーとは? メイカーとは? 取引市場に価格を作る人です。 フリマアプリで例えると、販売人のようなものと考えてください。 メイカーは自分で仮想通貨を「いくらで売りたい」や「いくらで買いたい」と意思表示をする人です。 テイカーとは? テイカーは取引市場に出ている価格を選ぶ人です。 メイカーが作った価格に対して売ったり買ったりする人のことをテイカーと言います。 |
手数料無料の販売所の場合
販売所で仮想通貨を購入する際、GMOコインは取引手数料が無料となっています。
しかし、気を付けたいのが「スプレッド」という隠れた手数料です。
上記の画像はGMOコインの取引画面です。
そして、赤く囲っているところがビットコインの価格表になります。
価格表を見ると、ビットコインを売るときと買うときの差が64,618円あります。
これがスプレッドです。
上記の画像でビットコインを購入したとします。
そして、購入したビットコインを売却して利益を出すためには、64,618円以上価格が上昇する必要があります。
隠れた手数料であるスプレッドは、変動制ですので何%かかるかは一概には言えません。
ですが、上記画像から計算をすると、約1.5%です。
スプレッドの幅は基本的にあまり変わりません。
しかし、価格が乱高下しているときは、大きくスプレッドが広がるので注意が必要です。
取引所と販売所の違い 取引所ではユーザー同士で仮想通貨の売買を行います。 メイカーやテイカーがいるように、仮想通貨を「買いたい人」と「売りたい人」がいて取引が成立するのが取引所です。 販売所ではユーザーと仮想通貨取引業者が売買を行います。 そのため、売り手や買い手が見つからなくても売買できるのが販売所です。 |
レバレッジ取引手数料はいくら?
ここでは、レバレッジ取引とレバレッジ取引にかかる手数料を紹介していきます。
レバレッジ取引とは
レバレッジ取引とは、取引資金を担保にして、取引資金の何倍もの資金で取引する仕組みです。
国内であれば、最高で2倍(GMOコインは2倍)までのレバレッジを使用することが出来ます。
海外の仮想通貨取引所であれば、2倍以上のレバレッジを使用することが可能です。
レバレッジは危険と思われていますが、うまくレバレッジを利用することで、効率よく資金を増やしていくことが出来ます。
レバレッジ取引に必要な手数料とは?
レバレッジ取引には3種類の手数料がかかります。
レバレッジにかかる手数料は以下の通りです。
レバレッジ手数料 | 取引額ごとに0.04% /日 |
ロスカット手数料 | 取引額ごとに0.5% |
追証手数料 | 取引額ごとに0.5% |
レバレッジ手数料とはその名の通り、レバレッジを使ったときにかかる手数料です。
毎日6時を回った時点で、レバレッジを使用した仮想通貨を持っていると、取引金額の 0.04%が手数料としてかかります。
たとえば、レバレッジを利用して、10万円分のビットコインを購入したとします。
その時のレバレッジ手数料は、1日ごとに40円かかります。
そのほかに、ロスカットが行われた時に支払う必要があるロスカット手数料。
そして、追証が解消されず、ロスカットが起こった場合にも追証手数料が必要です。
ロスカットとは? ロスカットとは、担保として預けているお金以上の損失が出た場合や、出そうになった場合に自動的に決済がおこなわれる仕組みです。 ロスカットが起こることで、元本以上の損失を受けません。 |
追証(追加証拠金)とは? 追証とは、担保として預けているお金が足りない時、担保としてのお金を入れなければならない状態のことです。 レバレッジ取引などで、損失が大きくなったときに発生します。 |
暗号資産(仮想通貨)FX の手数料はいくら?
次にレバレッジ取引の仲間である暗号資産(仮想通貨)FXについて解説していきます。
暗号資産(仮想通貨)FXとは
暗号資産(仮想通貨)FXとは、レバレッジを使って仮想通貨の売買をおこなうことです。
レバレッジ取引と何が違うのかというと、売買方式にあります。
レバレッジ取引では、仮想通貨を「安値で買って高値で売る」という1つの売買方法しかありません。
しかし、暗号資産(仮想通貨)FXは2つの売買方式があります。
1つ目がレバレッジ取引と同じように、「安値で買って高値で売る」という売買方式。
2つ目が「高値で売って安値で買い戻す」という売買方式です。
暗号資産(仮想通貨)FXは株でいう空売りのようなものができるとお考えください。
つまり、暗号資産FXとレバレッジ取引の違いは、売りで市場に参加できるかの違いです。
暗号資産(仮想通貨)FXの手数料
暗号資産(仮想通貨)FXには2種類の手数料がかかります。
暗号資産(仮想通貨)FXにかかる手数料は以下のとおりです。
レバレッジ手数料 | 取引額ごとに0.04% |
追証手数料 | 取引額ごとに0.5% |
レバレッジ取引と違って、暗号資産(仮想通貨)FXにはロスカット手数料がかかりません。
ただ、気をつけたいのが、暗号資産(仮想通貨)FXにはスプレッドがかかります。
暗号資産(仮想通貨)FXを利用するときは、高頻度で売買を繰り返し手数料負けを起こさないようにしましょう。
つみたて暗号資産(仮想通貨)の手数料はいくら?
最後につみたて暗号資産(仮想通貨)の手数料を解説していきます。
ここでは、つみたて暗号資産(仮想通貨)は何かについても紹介しています。
つみたて暗号資産とは?
つみたて暗号資産とは、毎月決まった額の仮想通貨を自動で購入するサービスです。
積立投資の仮想通貨版です。
毎月一定額の仮想通貨を購入するので、価格の高いところでは少なく、価格の低いところでは多くの仮想通貨を購入することになります。
そうすると、持っている仮想通貨の価格を標準化できるので、リスクを抑えて仮想通貨に投資をおこなうことが可能です。
つみたて暗号資産の手数料は無料
つみたて暗号資産の手数料はもちろん無料です。
最低500円からつみたて暗号資産のサービスを利用することが出来ます。
自動で購入してくれるので、時間のないビジネスマンに大変おすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
GMOコインの手数料について詳しくなったと思います。
仮想通貨の取引を行ううえで、手数料を無視してしまうと利益を得ることは絶対にできません。
仮想通貨の取引を始める際は、手数料をよく確認して取引をおこなうようにしましょう。