【最新版】GMOコインのスプレッドについて徹底解説!

最新版】GMOコインのスプレッドについて徹底解説!

スプレッド」という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

スプレッドは、仮想通貨の取引するうえで非常に大事になってくるものです。

スプレッドを知らなければ、仮想通貨で利益で上げることは不可能に近いです。

今回の記事では、非常に重要なスプレッドについて徹底的に解説しています。

「スプレッドの計算方法」や「他社のスプレッドとも比較」をしているので、最後まで読んで取引の参考にしてください。

スプレッドとはどんなもの?

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スプレッドは、販売所に適用されている手数料形態です。

GMOコインでは、販売所暗号資産FXに適用されています。

ここでは、「スプレッドの詳しい内容」や「スプレッドの計算方法」について解説していきます。

スプレッドとは隠れた手数料

スプレッドとは、仮想通貨の購入価格(Ask)売却価格(Bid)のことを言います。

購入価格と売却価格に差があるということは、差分を多く稼ぐ必要があります。

多くの仮想通貨取引所は「販売所の手数料は無料」と謳っていますが、実際のところはスプレッドがかかる場合が多いです。

そして、隠れた手数料であるスプレッドの大きさは、固定ではありません。

価格の変動によってスプレッドの大きさも変わるので、販売所で取引する際は注意が必要です。

GMOコインのスプレッド以外に必要な手数料は以下の記事で解説しています。

スプレッド計算方法

スプレッドの計算方法はとても簡単です。

スプレッドの計算方法は以下の式で求めることができます。

スプレッドの計算方法

販売価格ー購入価格=スプレッド

GMOコイン販売所の画像を使って、実際にスプレッドの計算をしてみます。

下記画像は販売所でのビットコインの価格です。

GMOコイン スプレッドの説明画像

購入価格(Ask)=4,737,912円

売却価格(Bid)=4,655,718円

4,737,912円ー4,655,718円=82,194円

2022年2月現在、GMOコインのスプレッドは82,194円ということがわかると思います。

4,737,912円で買ったBTCをすぐに売却すると、82,194円の赤字になります。

つまり、BTCの価格が82,194円以上上昇しないと利益を出すことができません。

暗号資産FXのスプレッドも同じ計算方法で求めることが可能です。

GMOコインのスプレッド一覧

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ここでは、GMOコインの販売所と暗号資産FXのスプレッド一覧表をご紹介します。

販売所のスプレッド一覧

下記表は、GMOコインの販売所にかかるスプレッドをまとめた表です。

販売所の取り引き銘柄は全部で17種類あります。

銘柄スプレッドスプレッド(%)
ビットコイン
(BTC)
82,194円約1.7%
イーサリアム
(ETH)
6750円約2.0%
ビットコインキャッシュ
(BCH)
1446円約4.0%
ライトコイン
(LTC)
525円約4.0%
リップル
(XRP)
2.302円約2.5%
ネム
(XEM)
1.05円約8.8%
ステラルーメン
(XLM)
0.96円約4.0%
ベーシックアテンショントークン
(BAT)
4.474円約5.0%
オーエムジー
(OMG)
25.516円約5.0%
テゾス
(XTZ)
22.162円約5.2%
クアンタム
(QTUM)
41.374円約5.0%
エンジンコイン
(ENJ)
10.318円約5.1%
ポルカドット
(DOT)
106円約5.0%
コスモス
(ATOM)
166円約5.1%
メイカー
(MKR)
23142円約10.5%
ダイ
(DAI)
0.576円約0.5%
カルダノ
(ADA)
5.994円約5.0%
2022年2月現在、GMOコイン公式HPより
スプレッド(%)は売却価格(Bid)を基準に計算しています。

暗号資産FXのスプレッド一覧

下記表は暗号資産FXにかかるスプレッドをまとめた表です。

暗号資産FXの取り引き銘柄は全部で10銘柄あります。

銘柄名スプレッドスプレッド(%)
ビットコイン
(BTC)
2822円約0.06%
イーサリアム
(ETH)
676円約0.2%
ビットコインキャッシュ
(BCH)
164円約0.45%
ライトコイン
(LTC)
62円約0.45%
リップル
(XRP)
0.438円約0.48%
ネム
(XEM)
0.122円約1.00%
ステラルーメン
(XLM)
0.240円約1.01%
ベーシックアテンショントークン
(BAT)
0.960円約1.01%
オーエムジー
(OMG)
5.160円約1.00%
テゾス
(XTZ)
4.422円約1.01%
2022年2月現在、GMOコイン公式HPより
スプレッド(%)は売却価格(Bid)をもとに計算しています。

GMOコインと他社のスプレッド比較してみた

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それでは、GMOコインのスプレッドを他の仮想通貨取引所と比較してみます。

比較対象の銘柄は以下の5銘柄です。

  • BTC
  • ETH
  • BCH
  • LTC
  • XRP

販売所の場合

早速、販売所でのスプレッドを比較した表は以下のとおりです。

BTCETHBCHLTCXRP
GMOコイン約1.7%約2.0%約4.0%約4.0%約2.5%
コインチェック約6.2%約7.5%約8.8%約7.6%約9.8%
ビットバンク約3.0%約5.1%約5.1%約5.1%約5.1%
2022年2月現在の売却価格を基準に計算
GMOコイン公式HP,コインチェック公式HP,ビットバンク公式HP

GMOコイン、コインチェック、ビットバンクの3社で比較をおこないました。

表からわかるように、GMOコインは3社の中でスプレッドの幅が一番小さいです。

販売所を使って取引をおこなうのなら、GMOコインが一番スプレッドを抑えて取引ができます。

暗号資産FXの場合

続いて暗号資産FX(レバレッジ取引)にかかるスプレッドを比較してみます。

BTCETHBCHLTCXRP
GMOコイン約0.06%約0.20%約0.45%約0.45%約0.48%
DMM Bitcoin約0.20%約0.30%約1.01%約0.90%約2.00%
バイナンス0.1%0.1%0.1%0.1%0.1%
2022年2月現在の売却価格を元に計算
GMOコイン公式HP
,DMM Bitcoin公式HP,バイナンス公式HP

ビットコインの暗号資産FX(レバレッジ取引)にかかるスプレッドは、GMOコインが圧倒的に安いです。

アルトコインに関しては、海外仮想通貨取引所であるバイナンスの方が安くなっています。

ビットコインのみでレバレッジ取引をおこなうのであれば、GMOコインがおすすめです。

しかし、アルトコインなどを使ってレバレッジ取引をおこなうのであれば、手数料一律0.1%のバイナンスをおすすめすることができます。

バイナンスは海外仮想通貨取引所なので、レバレッジの規制がなく最大125倍までのレバレッジを使用することが可能です。

バイナンスに関する情報は以下の記事から得ることが可能です。

スプレッドの節約方法をご紹介!

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最後に、スプレッドの節約方法についてご紹介します。

節約方法は以下の3つです。

3つのスプレッド節約方法

・販売所ではなく取引所を使う
・販売所で短期売買をしない
・スプレッドの幅が広い時に取引をしない

それぞれ簡単にご紹介していきます。

販売所ではなく取引所を使う

とても当たり前なのですが、販売所ではなく取引所を使いましょう。

取引所でも手数料は取られますが、販売所よりも圧倒的に安いです。

そのため、出来るだけ販売所より取引所を使うことで、スプレッドを節約することができます。

取引所の使い方については以下の記事で詳しく解説しています。

販売所で短期売買をしない

販売所では、デイトレードやスキャルピングといった短期売買は向いていません。

販売所のスプレッドは、取引所の手数料よりも高いです。

ですので、販売所で短期的に何度も取引をしてしまうと手数料負けを起こします。

販売所を利用するなら、中長期的に仮想通貨を保有するスイングトレードで利用することをおすすめします。

スプレッドの幅が広い時に取引をしない

スプレッドの幅は固定ではありません。

仮想通貨の価格が大きく変動すれば、スプレッドの幅も大きくなります。

そのため、仮想通貨の価格が大きく変動しているときは、手数料が決まっている取引所を利用するとスプレッド費用を節約できます。

まとめ

いかがだったでしょうか?

GMOコインのスプレッドについて理解できたと思います。

仮想通貨で利益を出すには、スプレッドや手数料の価格によって決まると言っても過言ではありません。

今回ご紹介したスプレッドの節約方法などを駆使して、上手に取引をおこないましょう!