MetaMask(メタマスク)はイーサリアム系の仮想通貨ウォレットとして広く普及しています。
そこで、
「MetaMaskでアカウントを作ったけど送金方法が分からない」
「MetaMaskの送金で失敗しないか不安」
と考える人がいるのではないでしょうか?
本記事では、MetaMaskで仮想通貨取引所に送金する方法や注意点を手順に沿って説明します。
送金で失敗しないための方法や反映されないときの対処法も併せて、是非ご参考下さい。
目次
MetaMask(メタマスク)から取引所に送金する方法
では、MetaMask(メタマスク)の送金方法を説明します。
大きく分けて3STEPあり、難しい操作は必要ありません。
- ①送金したい通貨を選択
- ②送金先のアドレスを入力
- ③送金内容を確認後、「確認」をクリックして完了!
今回はMetaMaskから仮想通貨取引所に送金する手順を説明します。
送金するときの注意点や手数料の目安についても理解できる内容です。
是非ご参考下さい。
①送金したい通貨を選択
まず、MetaMask(メタマスク)のホーム画面から送金したい通貨を選択します。
画面が切り替わり、「Buy/送金/Swap」のボタンが出てくるため、「送金」をクリックをします。
また、送信先のアドレスが必要になるため、仮想通貨取引所で確認しておくとスムーズ送金できます。
②送金先のアドレスを入力
次に「Send to」の欄に送金先のアドレスを入力します。
この際、アドレスが正しいかを確認しておきましょう。
アドレスを間違えていると他人の仮想通貨取引所に送金される可能性があります。
また、期間ごとにアドレスが切り替わる場合があるので、毎回確認をしておくとトラブル防止なります。
③数量と手数料を選択後、「確認」をクリックして完了!
MetaMask(メタマスク)にアドレスを入力し、送信する金額と手数料を選択したら「次へ」をクリックします。
最後に注文内容を確認し、間違えがなかったら「確認」をクリックして完了です。
手数料は希望する処理速度によって価格が変わり、低速~高速まで選択できます。
現在の手数料の目安は以下の通りとなっています。
「Ethereum Gas Tracker」では最新の手数料が分かるので、送金をする前に確認しておきましょう。
低速:109Gwei
中速:110Gwei
高速:118Gwei
1Gwei=0.000000001
また、仮想通貨取引所からMetaMaskに入金する方法もあります。
「仮想通貨取引所からMetaMaskにイーサリアムを送りたい」
という人は、以下の記事を参考にしてみて下さい。
MetaMask(メタマスク)の送金で失敗しないために
MetaMask(メタマスク)で送金する際、
「ちゃんと送金されるの?」
「間違えて送金しそう…」
と考える人もいるのではないでしょうか?
MetaMaskの送金では留意点を知っておくことで、トラブルの防止やその対処がしやすくなります。
仮想通貨を確実に自分のアドレスへと送金できるよう、参考にしてみて下さい。
①ガス代があるかを確認
送金前にガス代(手数料)が払える分、トークンがあるかを確認しておきましょう。
MetaMask(メタマスク)で仮想通貨を送金する場合はガス代が発生するため、送金する金額と併せてガス代が必要になります。
事前にガス代を補充しておくことで、「送金操作をしても着金しない…」という事態が起きずに済みます。
ガス代は時間経過で変動していくので、「Ethereum Gas Tracker」を使って手数料の目安を確認しておくと良いでしょう。
②送金をキャンセルする方法を知る
MetaMask(メタマスク)は送金をキャンセルできるため、
「MetaMaskで間違って送金をしてしまった」
という状況でも対処することができます。
キャンセルする方法は簡単で、「アクティビティ」から該当する履歴を確認し、「Cancel」をクリックだけです。
ただ、注意点として、トランザクション処理が完了する前にキャンセルをする必要があります。
処理が完了するとキャンセルはできないため、間違いが発覚した際はすぐにキャンセルをするようにしましょう。
MetaMask(メタマスク)の送金が反映されないときは
MetaMask(メタマスク)など仮想通貨ウォレットでは、送金が反映されないことがあります。
原因を知っておかないと
「イーサリアムの送金がまだ完了しない」
「仮想通貨を取引するタイミングを逃してしまった」
ということになりかねません。
以下では、MetaMaskの送金が反映されないときの原因や対処法を解説します。
①「アクティビティ」から履歴を確認
MetaMask(メタマスク)で送金が反映されない場合は「アクティビティ」から履歴を確認しましょう。
MetaMask側で送金が失敗している可能性があり、「FAILED」とエラー表記が出ていれば失敗していることになります。
エラーが発生した場合は、再度送金を行うことで対処できます。
エラーが発生していない場合は送金が正常に行われているため、他に原因があると判断しましょう。
②トランザクション処理がされているか
MetaMask(メタマスク)ではネットワークが混雑しているとトランザクションという送金に必要な処理が遅延する場合があります。
トランザクションが完了するまでは、送金の反映がされないため、「アクティビティ」から履歴を確認しましょう。
トランザクションが完了していない場合は、履歴画面で青色のサークルが表示されます。
設定したガス代が少ないときにも起こり得るので、「Speed Up」から速度を「Fast(高速)」にしてみるのも良いでしょう。
まとめ
これまでに、MetaMask(メタマスク)の送金方法や反映されないときの対処法を解説しました。
1つ、1つの操作は簡単ですが、仮想通貨ウォレットを使った送金や取引に慣れるまでは難しいと感じてしまいます。
まずは、送金に必要な手順を覚えて、着実に送金を完了させましょう。
MetaMaskの送金では、場合によっては資産を失くしてしまうことがあるので、慣れたとしても慎重に操作をするようにしましょう。